HTML5 Professional Certification Level.1 Exam(Ver2.0)の試験対策と合格体験記を書きます。
結構難しいし受験料も高いので、受けるかどうかよく考えて決めましょう!
試験について
試験概要
主催団体 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)
公式サイト https://html5exam.jp/
試験日 随時(申し込み日翌日から受験予約可能)
合格発表日 試験終了と同時に発表
受験費用 16,200円(税込)
問題形式 約60問、基本は選択式で一部記述問題あり、制限時間90分、7割程度で合格
どんな問題が出る?
出題形式も難易度も、公式サンプル問題とほぼ同じです。
(私は初めて公式サンプル問題を見たとき、1割くらいしかわかりませんでした…。)
主な出題範囲は「Webの基礎知識」、「CSS」、「要素」、「レスポンシブWebデザイン」、「APIの基礎知識」です。
大きく分けると「Webの技術」と「HTML・CSSの文法」の2つという感じですね。
基本は選択問題です。選択肢の中から正しいものをすべて選びなさい、とかも出るので、普通の選択問題(4択から1つ選べばいいだけ)よりは難易度が高いと思ってください。
たまに記述問題がありますが全60問のうち1〜3問で、単語一言書かせる程度なので、記述対策は必要ありません。
申し込み方法
少し手間がかかりますが、受験のためには以下の手順が必要です。
EDUCO-IDを取得
https://ma.educo-j.or.jp/caf/Xamman/register から、EDUCO-IDを取得します。
ピアソンVUEアカウントを取得し、受験申込
https://wsr.pearsonvue.com/testtaker/profile/create/SignUp/EDUCO から、ピアソンVUEアカウントを取得し、ログインします。
登録した住所から近い順にテストセンターの候補が表示されます。
テストセンターによって営業日が違うので、そこもチェックしながら予約しましょう。
当日テストセンターに行き受験
本人確認書類が必要なので、忘れないようにしましょう。
写真付きのものなら一点でOKなので、免許証かマイナンバーカードがあれば大丈夫です。
勉強法
勉強の流れ
試験対策という意味では、本を読んで勉強するよりも、手を動かして問題を解くことが大事です。
勉強時間
私はコツコツやるのが苦手なので、2ヶ月くらい集中して勉強しました。
時間にすると50時間くらいかと思います。
オススメ教材
私が実際に使った参考書とサイトを紹介します。
参考書:HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 対策テキスト&問題集 Ver2.0対応版
読みやすいし体系的にまとまっているので、買って損はないと思います。
しかし試験に受かるという意味ではこの本を読むだけでは不十分で、実際にコードを書いてみたり問題を解いてみたりすることが不可欠です。
Ping-t
Ping-tというサイトの「プレミアムコンテンツ」の中に、HTML5認定教材(ただしレベル1のみ。レベル2もリリース予定だが時期未定とのこと)が含まれます。
このサイトがなかったら、私はこの試験を投げ出していたと思います。
1ヶ月2,400円なのですが、買う価値は大アリです。
短期集中でやるいい機会だと思って、契約してみてはいかがでしょうか。
他のコンテンツも利用可能になるので、これを機に他の資格の勉強をするのもいいですね。
プレミアムコンテンツをお申し込み頂きますと、期間中は以下の全コンテンツ(「Cisco簡易シミュレータ」「CCNA ICND2」、「CCNP SWITCH/ROUTE/TSHOOT)」、「CCNA Security/Voice/Wireless」、「LinuC(LPIC)102/201/202/300」LPI-Japan認定教材、「HTML5 レベル1」HTML5認定教材、「OSS-DB Silver」OSS-DB認定教材、「Oracle Master 11g/12c Bronze DBA」)を一括でご利用頂けるようになります。(*コンテンツ毎の販売は致しておりません。)
https://ping-t.com/modules/premium/index.php?content_id=1
合格体験談
受験のきっかけ
Webデザインに興味があったものの実務で触れる機会がなかった私は、とりあえず資格を取ってやる気をみせることでチャンスをつかもうと考えました。
「Webデザイン 資格」で検索してヒットしたのを全部受けようと思い、手始めに受験日を自分で選ぶことができるこの資格から始めました。
私の受験時のスペック
- 大学は文系学部出身
- 社会人2年目
- 社内エンジニア歴1年程度
- JavaScriptの基礎文法はわかる
- Webデザインの実務経験なし
- 基本情報、応用情報は持っているので情報処理の基本はわかる…はず
という感じです。
感想
結構大変でした!
会社の目標で受けることにしましたが、難易度をちゃんと調べておけばよかった…と何度も後悔しました。
受験料は1回16,200円(税込)もするのに1回落ちちゃったし、受験料も自己負担なので、金銭的にもキツかったですね。。
でも未経験者でも努力すれば合格できるし、WebとHTMLの体系的な基礎知識を身につけることができたと思います。
2回の受験それぞれの点数
1回目(9/16): 50点(不合格)
2回目(10/15): 75点(合格)
レベル2に挑戦する方はこちら
これの上位資格であるHTML5レベル2試験は、レベル1に合格していなくても受験自体はできるのですが、
認定条件が「HTML5 レベル2試験に合格し、かつ有意なHTML5レベル1認定を保有していること」なので、
実質レベル1に受かってからでないと意味がありません。
レベル2に挑戦してみたい!という方は、こちらの記事もぜひ合わせてご覧ください。