私は自社開発の社内エンジニアで、案件によってフロントエンドもサーバーサイドもやります。
その中でフロント寄りに進みたいと思うようになり、
特にWebデザインに興味があり、独学で勉強しています。
勉強の一環として「Webクリエイター能力認定試験HTML5スタンダード」の試験に挑戦し、合格したので、合格体験記を書きます。
試験について
試験概要
主催団体 サーティファイ Web利用・技術認定委員会
公式サイト https://www.sikaku.gr.jp/web/wc/
試験日 随時
合格発表日 試験日から3日程度で速報メールが届き、3週間程度で正式な書類が届く
問題形式 実技70分、65%で合格
どんな問題が出る?
HTML・CSSファイルと問題文が配布され、設問文の指示に従って編集したものを提出します。
スタンダードでは知識問題はないので完全に実技、コーディングです!
でもリファレンスを見ながら書けるので、厳密にタグとか覚えてなくて大丈夫です。
試験会場ごとに開催日が違います。
私は毎週火曜に試験を開催している、パソコン教室のようなところで受けました。
それぞれの人の受ける試験は違うようで、1人の試験官が6人の受験者をそれぞれ制限時間を計ったり連絡事項を伝えたりしてました。せわしなくて少し集中が削がれました。
試験環境はWindowsとMacで選べたのですが、Macにしました。
普段仕事ではWindows、家ではMacなのでどっちもある程度慣れていますが、
Macの方がクリエイターっぽいかなって…(ノ´∀`*)
試験時間はテキストエディタ使用の場合70分、Webページ作成ソフトの場合60分です。
Webページ作成ソフトはどんなものかわからないので、テキストエディタで受験しました。
Webページ作成ソフトに慣れていない人はテキストエディタの方が間違いがないんじゃないでしょうか。
勉強法
勉強の流れ
- サンプル問題を確認する
- 公式問題集で概要を把握する
- 公式テキストをパラパラ見る
勉強時間
問題集・テキストは一応買いましたが、実際に時間を計って解いてみて・・・ということはしていません。勉強時間は0時間です。
受験料も安いしとりあえず受けてみよう!という軽い気持ちでした()
強いて言えば情報収集というか、公式サイトやサンプル問題をチラ見するので1時間程度使いました。
オススメ教材
サンプル問題
公式サイトからサンプル問題がダウンロードできます。
まずは出題形式を見て難易度を把握するのが大切です。
それから自分に必要な教材・勉強時間を考えましょう。
公式問題集
試験主催団体のサーティファイが出している公式問題集があります。
楽天やAmazonでは買えず、ウィネットというネット通販で買えます。
1,944円(税込)です。私は買いましたが結局一回も使いませんでした…
公式テキスト
これは楽天市場やAmazonで買えます!
これも買いましたがパラパラ見たくらいで、解きませんでした……
合格体験談
受験のきっかけ
私が所属している会社では、半期に1回、目標を自分で設定します。
そこで毎回業務以外に、何かしらの資格を取ることを目標に入れています。
受かった/受からなかったと成果がわかりやすいので。
私の受験時のスペック
- 研修や独学でサイトを一通りつくったことがあり、HTMLの基礎はわかる
- 実務でWebをイチから作ったというような経験はナシ
- HTMLプロフェッショナルレベル1・レベル2を取得済み
という感じです。
実際の得点点数
受験から3日後、試験会場の担当者からメールで結果が送られてきました。
結果は合格でしたが、正答率は65%だそうです。
65%以上で合格なので、あと1問でも間違っていたら落ちていたのかも(^_^;)
我ながらギリギリで受かる能力がすごい…
想定より点数がギリギリでしたが、知識不足というより、問題形式に慣れていなかったことが原因だと思います。
なので、不安な方は、公式問題集・テキストを買って解いてから試験に臨みましょう!
その際、時間を計ってやってみるのが良いと思います。
感想
正直、この資格勉強を通して新しく得た知識というのはありませんでした。
公式サイトに「合格率:89.9%(2018年度平均合格率)」とある通り、難易度はかなり低いようです。
「本当に未経験なんだけど、Webデザインがやってみたい!」という人には、楽しく挫折無く勉強できて良いと思います。
私も、コーディングして課題の通りにサイトが完成していくのがすごく楽しかったです。
上級資格のエキスパートでは知識問題も出るらしいので、近い内に挑戦してみます!
→エキスパートにも合格しました。